非連続的変化の追究

日々の生活で感じた事・考えた事を、一歩立ち止まって深く捉えなおして、発信する場にしたいです

睡眠時間

前回の投稿では、健康を考える上での運動・食事の重要性について語ったけど、

健康を成り立たせるもう1つの要素として「睡眠」も大事。

この「睡眠」について考えたいと思う。

 

コンサルティングファームで働いている自分は、

なんとなく「睡眠=必要悪」という意識が身についてきていて、

  • 23時に送られたメールにすぐ返信しないと気が済まない
  • 朝起きて最初にベッドでする事が仕事のメール確認。寝てる間にお偉いさんから「この部分直して!」といったメールが来ていない事を確認すると一安心
  • 起きた直後、シャワーを浴びたり朝食を食べる前に、まずiPad等で30分くらいかけてメールを確認したり返信したりする

と、なんだか睡眠時間中というのが、

周りが動いている中で自分がストップをしている結果、遅れが生じている時間、

という意識になっています。

 

そんな事だから、仕事が無い時間であっても、

「22時に寝る」とか「昼寝をする」という時に、

何か悪い事をしているのではないかという気分になり、

誰に聞かれなくとも、「体調が悪かった…」「明日は朝早く起きて…」等、

言い訳をせずにはいられない自分がいます。

 

そこで、科学的に調べてみたのですが、大塚製薬こちらの記事によれば、

年齢によるものの、最適な水準は、

睡眠時間で約7時間就床時間で考えると7-8時間くらいなのだそう。

これを具体的な時間で置き換えると以下のようなイメージ。

  • 夜10時に就床、10時半睡眠開始、6時頃起床
  • 夜11時に就床、11時半睡眠開始、7時起床

僕のコンサル勤務時代のライフスタイルとは全然違っていました。

23時半頃までメールを見て、0時過ぎにシャワーを浴び、就床は0時30か1時頃から。

起床は7時前で、7時になった時には既に最初のメールを返信している。

という感じ。

この健康に逆行するようなライフスタイルをUnlearnして、

健康的な日々を送りたい物です。

 

 

日本は睡眠時間が世界的に見ても短いらしい(以下のグラフ)ので、

健康的な睡眠をとり続けられるかも、ぜひ頑張りたいと思います。

睡眠が短くても何とかロジックはつむげる・ストーリーは話せるかもしれないけど、

やっぱり人間としての豊かさや吸収力は落ちていくな、

と改めて感じています。

 

https://mezame-project.jp/assets/images/reality/reality_graph_6.png

 

まずは21時頃には仕事等からスイッチオフして、

朝6時半頃にのびのび起床し、

朝日を浴びながら、7時頃までに体が起きてくるような、

健康的な生活を目指しますかね。

体内時計も、新しくリセットしたいものです!

良い習慣やグッズ等、ご存知の方はぜひ教えてください!

RIZAPやってます

働き方・生き方を見直す際に、最も大事なのが健康だ、と思う今日この頃。

安倍総理の辞任のニュースを受けても

「健康が無ければ何もできないんだな」と気づかされるし、

30代になってより健康リスクが身近になったのも事実。

 

 

僕はもともとは長距離走好きで、

22と24の時に2回フルマラソンを完走した経験がある。

ただ25歳の時に、長期的なキャリアを考えた時に、

定期的なランニングを辞めてCPAの資格勉強をすると決意をしてから、

経営コンサルへと転職して「生活≒仕事」という生き方になり、

普段の食事は、早さを重視してラーメンや回転ずしばっかりになり、

体重が気付いたら10キロくらい増えていた。

 

一緒に働いていたコンサルの先輩で医師の方からも、

「35とか40になった時に、高血圧(?)とかでヤバいかも」なんて言われて、

健康面についてはずっと気になっていました。

ジムへ通ってみたり、ランニングを始めてみたり、

という単発の動きがあれど、どれも長続きせず、

なんだかずるずると今に至っていました。

 

余談ですが、最近はコロナの巣籠り需要に乗っかって、

リングフィットアドベンチャーズを少しやったり。

ゲーム性もあって毎日続けられそうな要素も多いので、

とてもオススメです!コロナ直後はなかなか手に入らなかったけど、

今はそろそろ手に入り出すんじゃないかな?

 

www.nintendo.co.jp

 

 

 

さてさて、友人に「転職・休職期間中にやってよかった事」を聞いた時、

パーソナルトレーナーをつけて体格が変わるのが意識できた事」

というコメントを聞いて、「これだっ!」と思って

結果が出そうだと思えたRIZAPに申し込みをしました。

www.rizap.jp

 

企業ブランドってすごくて、検討の過程はほぼRIZAP一択でした。

まずは「結果にコミットする」というイメージをもとに説明を最優先で聞きに行き

それを下支えする仕組みの説明がしっかりしてそうだ、とイメージが持てたところで、

とにかく「ここなら間違いないだろう」という事で、お願いをしてしまいました。

Time is moneyで、とにかく良さそうなところで早く始めて、

結果に結び付けよう、という意識もあったのかもしれない。

 

おかげ様で、まだ通って3週間くらいなのですが、

既に体重で4-5キロ、体脂肪率は1.5%くらい落ちていて、

標準体重に到達するにはまだ折り返し地点なのですが、

短い時間で着実に成果が出ています!

(ちなみに、紹介者割引もあるので、興味がある方はぜひコメント・連絡ください!)

 

さて、ダイエットの要素は「運動」と「食事」の2つ。

「運動」に関しては、いわゆるイメージ通りの「普通の筋トレ」で、

週に2回 x 1時間だけジムへ行き、スクワットなり腹筋なり、

トレーナーの指示通りの運動をするだけです。

僕の場合、ちゃんと筋トレしたのは中学校時代以来かもしれず、

最初はなかなかキツかったですが、だいぶ慣れてきました。

(普段、リングフィットで遊んでいたのも多分にあると思います)

 

僕の場合、大きく変わったのが「食事」の方。

いわゆる糖質制限食をするので、

普段の食事は「野菜両手分くらい」+「肉 or 魚 を100-150gくらい」

と、米・パン等の炭水化物を抜いた食事になっています。

パスタ・ラーメン等、普段食べているメニューの多くが炭水化物で構成されている、

という事実に衝撃を受けながら、

しっかりたんぱく質が取れるメニューを考えて生活するようになりました。

 

周りから、「白米やパンを食べたくなる欲」は大丈夫?と聞かれるのですが、

僕の場合、そういうのは一切なく、

外食の時にお店・メニュー選びが少し煩わしい、というのが唯一の悩み。

コンサルで一緒に働いていた方には食通も多いし、

ワインエキスパートの資格を取ってるのが格好いいと思ってた時期もあるけど、

なんだかそれに合わせていた部分も多分にあれど、

自分は本質的には、

「食にあまり興味を持っていなかったんだな」

「出された物を、あまり考えずに流れ作業的に食べているだけだったんだな」

と改めて気づかされました。

 

アプリに毎日の食事内容を写真付きで報告するのは多少面倒なのですが、

食事内容を入力するたびに、エネルギー源となる栄養素のバランスを意識できるので、

「痛みを伴う構造改革」という感じです。

あんな食事を取っていれば確実に太るよな、とか、

太るのは簡単だけど、痩せるのは大変だな、とか色々気づかされました。

家庭科の授業で栄養素等については学ぶけど、

食事の選び方とかの実践的なレベルにはなかなか落とせてないから、

非常に良い経験をしているなと思っています。

 

まだまだ1か月以上残っているのですが、

どこまで身体が変わっているか、リバウンドしないのか、など、

適宜ご報告できればと思います。

30の質問に答えてみる

誰しも、「本当の自分」とは何か、

と考えたくなるタイミングがあると思う。

人生の節目となるようなタイミングで自分を省みる。

ただ、自分ひとりではなかなか考えは進化させづらいけど、

周りの人に聞いても自分の一つの側面についてしか返ってこない…

そんな時に、周囲からのいくつかの「問い」にこたえるのが良い方法かもしれません。

プロのコーチについてもらって深ぼりをサポートしてもらうのも一つの方法ですが、

今日は「30の質問」を考えてみたいと思います。

 

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質問1: 一番好きな事は何?

  • 次に何をしたら面白いか考えている時。To Doの整理ではなく、もう少し先の将来について考える時。クリエイティビティーが刺激されるし、色んな可能性にワクワクする!

 

質問2: 一番不快な事は何? 

  • 目標のない行動。のんびり散歩するのは嫌いではないけれど、それですら、今は「散歩する時間」「ボーっとする時間」と決めた上でやりたい。

 

質問3: どんな人が嫌い?

  • 多様性を受け入れられない人。自分が正義、自分の価値観に合わない人は悪、と決めつける人はちょっと…

 

質問4: 逆にどんな人が好き?

  • 相手の良い面を見つけるのが上手な人。周囲と競争したくなる、マウントを取りたくなる、という人間の傾向に逆行していて、本当にすごいとしかいいようがない

 

質問5: 何をしている時が一番心地よい?

  • 新しい事を学んで、気づきを得た瞬間。それが、何か趣味のスキルであっても、経済の仕組みが垣間見えた瞬間であっても。そういえば数学実況とかたまに見てますが、解法への道筋が見えた時(補助線が見えたとか)は快感です

 

質問6: 人間関係で一番大事な事は何?

  • 相手に何かをGiveできる事。自分が相手の何かにGiveできていれば、相手の方とは関係が深まっていくはず。逆に、何もGiveできる物がない方だと、なんだか恐縮してしまう…

 

質問7: 人生の中で大切にしているもの3つ挙げるとしたら?

  • 精神的な健康: 自分が色々なものに興味を持ち続けられる程度に、精神衛生上の余裕・健康を維持する、というのは何よりも大事
  • 成長意欲: 次にこんな事ができるようにしたい、という目標を持ちつづけ、そこに向かって努力していく、というのが自分のエネルギー
  • 独自性: 自分の歩む道が、これまでいたコミュニティーにいる人たちから見て、「それって面白い道だよね」「独特だけど面白いよね」と思ってもらえるような道を切り開いていく事。なんだか、よくあるステレオタイプにハマり始めたら、「自分らしさ」が消えている危険信号
  • 本当は、他に「誠実性」というのも書きたかったんだけど、ここ3年くらいは人生のTop3に入るほど具現化できていないな、と反省。

 

質問8: 三度の飯より好きな事は?

  • 一つの課題にじっくり腰を据えて取り組む問題解決。イシューが見えてしまって、解き方の糸口が見えないと、あーでもない・こーでもないと考えだして止まらない。
  • コンサルでマネージャーなり立てくらいの頃、0時超えてからこれを発動してしまい、2時過ぎまでオフィスにホワイトボード並べて、議論をしてしまう事が何度もありました。その犠牲になりながらも、付き合ってくださった当時の若手コンサルタントの方々、本当にごめんなさい。
  • 高校の時の夏休み、ある未解決の整数問題を解けるような気がして、夜通しで証明しようとした事もあったっけな。高校生が数学解の未解決問題を解けるわけがないのに、そっと夜食を差し入れてくれた親や、メールで問い合わせたら色々と教えてくれたアメリカの大学教授には、本当に感謝です。

 

質問9: 譲れない信念や価値観は?

  • 人として正しい事を、真っ当にやっていれば、結果は後からついてくる。胸に手を当てて、自信を持てる事をやるべし。神様は見ている!
  • 人は常に変われる。もっと素晴らしい自分を目指し、どんどん成長していくべし

 

質問10: 好きな言葉は?

  • 教育は以前、多分に楽しむ能力を訓練することだと考えられていた
    ラッセル - 論理学者)

 

質問11: なぜその言葉が好き?

  • 世の中の物を「楽しい事」と「楽しくない事」に二分せずに済むから
  • 何かが楽しくない、というネガティブな状況を、自分の教養の不足という自責にできるから。また、より教養を深める事で、楽しくする方法が見つかるという希望が生まれるから

 

質問12: 今の自分に点数をつけるとしたら?

  • 50点くらいかな。30点くらいのダメダメだったのが、少しずつ改善がみられている50点の状況

 

質問13: なぜその点数?

  • 最近は余裕がなくて、世の中を楽しむ、将来を考える、という時間が取れておらず、生活としてのバランスが怪しかったから
  • 一方、それを意図的に変えようと努力もはじめ、少しずつ変わる兆しが見えてきているから

 

質問14: どうなりたい?

  • 人間としての幅を広げて、色々な物を楽しめるようになりたい

 

質問15: 直したいところや、改善したい事はある?

  • 集中力。あるテーマを考えている間は、別のテーマは忘れて集中したい。同時並行で色々進められるほど、人間器用ではない

 

質問16: 一生の中で何が何でも欲しいものは?

  • お金の心配のない生活 - いつかは経済的自由を手に入れたいものです

 

質問17: もし女なら、どんな男性が好きになったと思う?

  • 教養・雑学が広い人。仕事ができなくても、色んな事を知ってて、好奇心が広い人は魅力的

 

質問18: 絶対これだけはしたくない事は?

  • 倫理的にグレーな手段でお金を稼ぐ/生活を成り立たせる

 

質問19: 尊敬する人は?

  • イチロー (野球): 成果を残すのはプロとして当然ながら、その過程の部分の倫理観が素晴らしいと思う。どのように成果を出すか、という事を考える際に本当に参考になる
  • 藤井聡太(将棋):  読みの早さ・正確性等の基礎力はもちろんながら、常識を疑い「自分の頭で考える」という姿勢や、タイトル獲得後も変わらぬ謙虚さ、単純に「将棋を強くなりたい」と思うマインドが素晴らしいなと思います
  • あえて有名人を選ぶと、Howを大切にしながら成果を出している人なんだな。

 

質問20: あなたの望む理想のライフスタイルは? 

  • リモートワークしながら、自然に囲まれた家で、家族と生活をする
  • 海で泳いだり釣りしながら、温泉とか銭湯とかに行く

 

質問21: 嫌いな事は?

  • 自分の頭で考える余裕もなく、とりあえずタスクだけが渡される働き方

 

質問22: あなたの人生に課題があるとしたら?

  • 誠実さを取り戻したい。もっと、正しい努力を真正面から積み重ねるような生活をしても良いと思う
  • 生き急いでいる感じはしていて、もっと過程を楽しんでも良いのかもしれない

 

質問23: 人生でこれだけは続けたい楽しみは?

  • 音楽: やっぱりピアノを弾く・歌を歌う事を通じて、自分を見つめる・感情を表現する、という時間は大切

 

質問24: 欲しい能力は?

  • リスクをとる能力: 実は相当にリスクを取らない臆病者で、最大限にリスクをヘッジしたくなる。スタートアップに入るとか、起業するとか、やってみたいけど、一生縁がないんだろうなぁ~

 

質問25: 人に何て言われる事が多い?

  • 発想が面白い、独特
  • 好奇心が強い、頭の回転が速い
  • よくしゃべるけど、人見知り

 

質問26: たった一つだけ願いが叶うとしたら?

  • お金の心配をなくしたい。宝くじに当たって生涯賃金をもらうとか、あるいは働き口が終身雇用で約束されるとか、何等かの形で、「生活するためのお金はなんとかなる」って保証してくれたら、周りの人をもっと大切にできるし、もっと優しくなれる気がする

 

質問27: 疲れた時、エナジーチャージできる物はなに?

  • ハーブティーを飲みながらボーっとする事
  • 軽い運動(コロナ禍で、リングフィットを買いました)

 

リングフィット アドベンチャー -Switch

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  • 発売日: 2019/10/18
  • メディア: Video Game
 

 

質問28: 「お金とは…である」の「…」に言葉を入れて?

  • 必要悪:  質問26と同じ意図です

 

質問29: 人生の中での一大ニュースは? 

  • 「一大」と言いながら2つ選ぶとしたら、
  • 外資コンサルへの転職(2013年)によって、生活の優先順位を仕事をトップにした事。それまでは仕事はそこそこで趣味をたくさん、楽しい人生を、という生活スタイルだったのですが、ビジネスパーソンとして自分にInvestすると決めたんだったな。入社前には「最後の長期休暇」という意味合いで85日の連休を取り、ブルゴーニュを自転車で走破し、アンコールワットも見に行ったな。
    (実際は、プロジェクト期間中は忙しいものの、プロジェクトの合間には2週間くらい休む事も可能と知ったのは、入社した後だった)
  • 子どもが生まれた事(2016年)で、仕事以外に家庭での責任が増えた事かな。結婚する時も本当はそうなのかもしれないけど、あまり意識する事はなかったかもしれない。キャリア・家族・自分のバランスをどのように取っていくのか、という課題に直面し始めたのはここがきっかけだったのかもしれない
  • 他にも、人生のマイルストン的には以下の8つは外せない。合わせて10個ですね。
    • 4歳でアメリカに行って、まったく新しい環境に適応していった事
    • ピアノを上達して、カーネギーホールで演奏する機会(!)がもらえた事
    • 中学受験に合格し、正しく努力すれば報われると感じた事
    • 高校生でサマーキャンプに参加し、同世代の仲間と本気の議論ができた事
    • 大学時代ドイツに留学し、自分は自分でしかないと気付いた事
    • 最初の職場で苦戦して先輩にフィードバックもらって泣いてしまった事
    • 夏休みに禅寺で一週間修行体験し、人の出会いを大事にしたいなと感じた事
    • 外コンでマネージャーに昇進し、ようやく一人前になったと実感した事

質問30: 29個の質問に回答して感じた事は?

  • 自分の価値観が比較的安定している事。30個質問があるけど、同じ答えをしているところが多い気がする。まとめると、
    • 幅広いインプットから気づきを得て、人生をもっと楽しめるようになりたい。この「楽しみ方」が、自分らしさ・独自性の源泉
    • 仕事や生活に、じっくりと誠実に取り組みたい。今の生き方は、色々と分散してしまっているけど、一つの事に集中して取り組みたい
    • 生活に少し余裕が必要。息抜きをする、考え事をする余裕がある事で、人生に広がりができ、もっと楽しくなる
    • 少し昭和的な表現だけど、妻が専業主婦である分、「一家の大黒柱」としての家計の心配は、どこまでも付きまとう。でも、人生におけるTop priorityがお金になる事はありえない、という事を忘れないようにしなきゃな 

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 本当は最後にサマリーを書こうと思ったのですが、

質問30で、まさにキレイにまとまりましたね。

少し長いですが(僕は2時間半くらいかかりました)、

自分を見つめなおす上では良いツールだと思うので、

ぜひ、みなさん、活用してみてください!

 

ハゼの一生

先日、品川ふ頭公園へ、ハゼを釣りに行きました。

しおじ磯にずっといたのですが、

目の前の景色が開けていて気持ちいい場所でした。

屋外でそれほど混んでいないので、コロナ禍でも楽しみやすいし、

目の前をモノレールやボートが通り、

トンボ・カマキリ・バッタ・蝶といった虫もたくさんいるので虫取りもでき、

男の子がいるご家庭にはオススメかも。

 

釣り初心者としては、最初は2つだけ苦労する点があります:

1) エサになるアオイソメが気持ち悪い: 小さく切って、針に付けるところは慣れるまでに時間がかかりました。イソメも抵抗して、少し噛みついたりしてきます。

2) ウキ玉の位置の調整が必要: ウキの位置がずれると、エサが底に届かずにハゼに気づいてもらえなかったり、逆に長すぎると根掛かりしやすくなってしまいます

 

ただし、慣れれば、どんどんアタリが来るし釣りやすいです。

隣にいたお父さんは、先週は20匹くらい釣れたといっていました。

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必要なものは、

  • 3mくらいののべ竿(1,500円)
  • ウキ釣りの仕掛け(300円くらい、できれば2-3個くらい買っておくと良いです)
  • エサとなるアオイソメ(500円)
  • その他(タオル、活かしておく場合はバケツ等)

くらいで、低予算で簡単に釣りに行けるのでオススメです。

 

釣りをやっていると、「命」を感じます

イソメを針にかける時に抵抗してクネクネもがく様子、

針に掛かったハゼがジタバタと跳ねようとする様子、

そして、魚を絞める時に急に動かなくなる様子。

特に、サビキ釣りで取ったコノシロを神経締めしてもらった時に、

目がグルグル!としたのは、なかなかに印象的でした

 

日常生活では、デスクワークしながらお給料をいただき、

食事はレストランで食事をしたり、

あるいはスーパーで食材を買って料理したり、なので、

向こうにも「命」があった、という感覚をつい忘れてしまいます。

ただ、動物として自らが生きる事の本質は、

他の動植物の「命」をいただくという事なのだと、改めて思い知らされます。

 

釣れたハゼは、家に持ち帰り、

天ぷらとして美味しくいただきました。

マハゼはもちろん、ダボハゼも美味しかった。

 

いくら自分がぼんやりと一日を過ごしていても、

その間も何物かの命を消費しているんだ、

と思うと、少しだけ「頑張らなきゃ」という気が生まれてきます。

釣れない間の時間をボーっとしながらも、

こんな事を考えていました。

空白の美

実は先週より会社から少し長めのお休みをもらっており、少しリフレッシュをしています。とはいえ、コロナウイルスの影響で、ほとんどを東京の自宅で過ごしています。

 

休みに入った最初の数日は、休暇とかお構いなしに仕事の電話もかかってきていたし、歯医者に行く、役所の手続きをする、といった「本当は必要だったけどできてなかった事」をこなす事に使っていて、なんだか忙しくてお休みじゃないみたいな感じでした。

 

ただ、それが一通りおさまると、少しずつ心に余裕が出てきて、「新しい世界や価値観に触れたい」という欲が出てきていて、そこからが本当のお休み、という感じ。

 

普段は目の前をとりあえずこなす事で120%のエネルギーを使い果たしている中だったので、自分の中からエネルギーが湧き出てくる感覚は非常に大事だなと感じています。

意図的にキャパ・時間の空白を作ると、自然とその空白を何かで埋めようとしたくなるんだよね。人間って面白い。

 

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さてさて、具体的にやっている事ですが、大きく3つあります(いかにもコンサル風の書き出しですが…) 

 

1つ目は色々な人と話すという事。コロナウイルスの影響で対面でお会いできる人は少ないのが残念なんですが、Zoom等の非対面サービスを活用しながら、大学や前職の同期はもちろん、これまでお会いした事が無い方ともYentaというサービスを活用してお会いしています。

まだ10人くらいの方とお話した程度ですが、やっぱり自分の「仕事・友人・家庭」という半径5メートルくらいの世界は、本当に狭い物だな、と思わされる。

新しくお会いする方はバックグラウンドが全然違うので、自分にはなかった価値観をぶつけられて非常に刺激になる訳ですが、大学時代や前職の同期という「ある時期に似たような価値観をシェアしていた仲間」であっても、数年の間でお互いが違う方向へ進化しているのか、本当に刺激になる。

ビジネス版マッチングのYentaは非常に良いサービスなので、「新しい人の出会い」を探している人はぜひ使ってみてください!

 

2つ目は本を読むという事。仕事に関連あるような情報をインプットするタイプの読書ではなく、価値観・感性を広げるためのインプット。どんな本を読んだの?というのは良く聞かれるので、良い本はここで紹介したいです。

 

今回は一つだけ。春夏秋冬を楽しむ 俳句歳時記という本(というか歳時記)を買って眺めていたのですが、7月の季語として「空蝉(うつせみ)」があって、蝉の抜け殻を見ながら何となく哀れさ・儚さを想起する。

教養ある人ならば知識としては知っていて当然と思われるだろうけど、4歳になる子供が公園で蝉の抜け殻を見つけた際に、蝉の一生について想いを馳せながら「空蝉や…」と一句考えるような時間の使い方は、

普段ファクトとロジックで動いている外資コンサルタントの生活とは180度違っていて、純粋に面白いです。

 

こんな感じで、右脳を活性化させるような読書をしようとしています。

 

春夏秋冬を楽しむ 俳句歳時記

春夏秋冬を楽しむ 俳句歳時記

  • 発売日: 2020/01/31
  • メディア: 単行本
 

 

3つ目は趣味を広げる事。

昔のブログを読んでいただいた方は感じているかもしれませんが、もともとの自分は、ワインスクールに通ったり、トライアスロン合宿に通ってみたり、と幅広く色々挑戦して世界を広げていくタイプでした。

ただ、ここ5-6年くらいは、仕事の忙しさからか、プライベートでの新しい挑戦は少なかったような気がします。

ところが、ここ一ヶ月では、以下のように少しずつ進歩があります:

  • ウクレレを買って、少しずつ弾きめました
  • 釣り道具を揃え、東京湾で釣りに行くようになりました(イシガニを釣って味噌汁にしたり、コノシロを釣って唐揚げにして食べたり)
  • 水槽を買って、近所の公園で釣れたザリガニを、家で飼い始めました

少しずつまた世界を広げるような人生の過ごし方ができはじめていて、こちらも良い方向に進んでるなと思っています。

例えば釣りって、どんなに準備しても条件次第では何も釣れない日も普通にあるし、30分・1時間と何も魚がかからずに海を眺めて待っている時もある。

「この1時間でどんなアウトプットを出しましたか?」と問われ、成果につながる行動だけを最短距離で実行していく、という意識でやっている仕事とは、まったく別のマインドが身に付きます。笑

 

余談ですが、もし「新しい楽器やりたいな」と思っている方がいれば、ウクレレはかなりおすすめです。何となく楽譜・コードが分かれば、一ヶ月しないうちに曲っぽい演奏ができるようになってくるので、比較的難易度は低いかもしれません。私が購入したのはこちらのFamousのFS-1Gという「ド定番」の品です。ギアペグだけは重宝するのでつけておいた方が良いです。お値段的にも2-3万円でそろえられるので、興味あればぜひ!

 

 

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これらの3つを通じ、どんどん自分の内面が刺激され、エネルギーがどんどん湧き出はじめています。

そこから生まれる考え・感情を内省しながら整理をしたいし、いろんな方に共有・発信したいな、という想いが復活し、ようやくブログの投稿が再開できそうです。

 

高校生時代に参加した日本次世代リーダー養成塾にて、画家の千住博さんのお話を伺う場があり、「余白の美」とおっしゃっていたのが、15年経った今でも印象に残っています。

人生を豊かにするにも同じで、ありとあらゆる余白をごちゃごちゃと色で埋め尽くすのではなく、

感情やエネルギーが湧き出てくるための空間をちゃんと残しておくのが良いんだなぁー

と改めて感じる今日この頃です。

これからも、定期的にブログを更新できるだけの「空白」を作り続けられますように。

 

趣味

最近、ジョギングを再開させていて、

ニューヨーク出張中は、

Liberty State Park・セントラルパークの2つの公園を走りました。

今週は、しっかり20キロくらい走れていて、

体の調子が少しずつ良くなっている気がする。

 

さて、どこかで読んだのですが、お金持ちの人の趣味は、

1. お金を稼ぐ事につながる事

2. クリエイティビティーにつながる事

3. 身体を動かす事

の3つに分類されるんだそう。

 

僕にとって、2はピアノと向き合う事、

3はジョギングになるんだけど、

1につながる趣味は特にありません…

このあたりが、お金持ちとの差なのかもしれませんね。

良いアイデアがあったら、教えてほしいです!

Life is a game

Youtubeレトルトさんの動画をみつけ、

最近、Life is a gameというゲームをやっています。

Life is a game : 人生ゲーム

Life is a game : 人生ゲーム

  • DAERI SOFT
  • ゲーム
  • 無料

 

人生をワンプレイ10分くらいでシミュレーションし、

学生生活・仕事・結婚・老後において選択を行い、

その結果で人生がさまざまに分岐していくもの。

ゲームの最後に人生をショートムービーで振り替えられるのも

面白いですね。結構中毒性があります。笑

 

 

さて、単純化されているものの、人生のエッセンスが抽出されていて、

単なるゲームだけでなく、いろいろ人生教訓として、考える事があるなと思いました。

- 人は職業とお金(=職業上の成功)で他人から記憶される事

- 人生の大半が仕事をしている時間であり、その合間を縫うようにして趣味・友人・家族の時間配分で多少の色が決まる。当然、全てをMaxにはできない事。

- 友達は人生の前半に作りやすく、だんだん疎遠になっていく事

- 老後はどこかで動けなくなり、ただ来るものを受け入れるだけの人生になる事

- タバコは体を蝕む負債になる事

 

ゴールデンウィーク中に、のんびり自宅でゲームをしながら、

30代をどのように過ごそうかを考えています。

特に、趣味・友人・家族のバランスは、

正解がないからこそ難しいな。

全部中程度に頑張るのも手だし、一つに振り切るのも手だし。